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  1. テストシナリオを実行

共有テストデータ

自動化テストでは、ユーザーのログイン情報、商品データ、設定パラメーターなど、複数のテストシナリオで同一のテストデータを使うことがよくあります。Apidog では、複数シナリオで共用できる「共有テストデータ」を作成できます。これにより、重複作業の削減、データ整合性の確保、テストリソース管理の効率化が実現します。
共有テストデータの主な利点:
1.
シナリオ横断の共有:プロジェクト単位でテストデータを一括管理し、複数シナリオから参照可能。
2.
一元管理:テストデータを集中保管。1か所の変更で参照先シナリオに自動反映。
3.
一貫性の担保:共通の基礎データを複数シナリオで利用し、結果のブレを防止。
4.
標準化された運用:テストデータ標準を整備し、チームコラボレーションと保守性を向上。

共有テストデータの作成#

方法①:静的テストデータ#

1
プロジェクト内の左メニューで「自動テスト」モジュールをクリックし、「テストデータ」タブを選択します。
image.png
2
「テストデータ(静的)を作成」をクリックし、名称を入力します。
image.png
3
データをインポートまたは手動編集します。CSV・JSON のインポート、表形式での手動編集、一括生成に対応しています。
bulk-test-data-generation.gif
4
「保存」をクリックして、共有テストデータを作成します。

方法②:データベース接続#

実データと整合を保ちながら動的にデータを取得したい場合に有効です。
1
「テストデータ」タブで「テストデータを作成(データベース接続)」をクリックします。
image.png
2
データベース接続が未設定の場合は、「データソース設定」をクリックして接続先を追加または選択します。
3
テストデータ取得用の SQL を記述します。変数の使用も可能です。例:
creating-shared-data-using-database-connection.gif
4
「保存」をクリックして、共有テストデータを作成します。
いったん取得したデータは、手動で更新するまで固定のままです。
img_v3_02v9_77e7ef9f-11e8-4d44-9816-cede3a69d97g.jpg

シナリオでの共有テストデータの利用#

作成した共有テストデータは、任意のテストシナリオで参照できます。
1
「テストシナリオ」を開き、実行設定パネルの「テストデータ」ドロップダウンから共有データを選択します。
image.png
2
参照後は、各テストのステップ内で「{{variable_name}}」構文によりデータを利用できます。
image.png

共有テストデータの管理#

共有テストデータの編集#

「共有テストデータ」一覧で名称をクリックすると編集画面が開き、次の操作が可能です。
データ名称の変更
データ行の追加・削除・編集
データ列(変数)の追加・削除
新規データのインポートによる上書き
現在のデータを CSV・JSON でエクスポート
共有テストデータを更新すると、当該データを参照しているすべてのシナリオが自動的に最新値を使用します。手動同期は不要です。
(データベース型の共有テストデータにおける編集制限)
データ内容は読み取り専用(個々の値を直接編集不可)
手動更新に対応(接続先 DB から再取得して現在のデータを上書き)
テストデータ名の変更が可能
DB 接続設定や SQL の変更が可能

環境別データ設定#

共有テストデータは環境ごとに設定できます。開発・テストなどの環境別に個別データセットを維持し、環境を切り替えると該当環境のデータが自動適用されます。
image.png

スクリプトでの共有テストデータの利用#

共有テストデータは前/後処理のスクリプトから参照できます。
変数名は、共有テストデータの列名と一致させてください。

共有テストデータとシナリオテストデータの比較#

比較項目共有テストデータシナリオテストデータ
データの適用範囲プロジェクト全体(複数シナリオで利用可)当該シナリオのみ
データの同期参照先シナリオへ自動反映当該シナリオにのみ影響
主な用途共通の基礎データ(例:ユーザー情報、商品データ)シナリオ固有のデータ
保守負荷低い(1か所で集約管理)高い(各シナリオで個別管理)

ベストプラクティス#

1.
適切な粒度の使い分け
共有テストデータは再利用性の高い基礎データに、シナリオ固有のデータは各シナリオ内で管理します。
2.
分かりやすい命名
「ユーザーログインデータ」「商品一覧データ」など、目的が明確な名称を付け、チームで選択しやすくします。
3.
不要データの定期整理
参照状況を定期的に確認し、未使用の共有テストデータは整理・削除して一覧の健全性を保ちます。
4.
環境変数との併用
環境固有の設定(URL、キーなど)は環境変数へ、業務データは共有テストデータへ分離し、責務を明確化します。

よくある質問#

共有テストデータと環境変数の違いは何ですか。
環境変数は設定値(例:API ベース URL、キーなど)に適しており、通常は変数ごとに単一値です。共有テストデータは業務データ向けで、複数行を持つデータ駆動テストに対応します。両者を併用するのが有効です。
共有テストデータを変更すると、実行中のテストに影響しますか。
いいえ。実行中のテストは、開始時点のデータのスナップショットを使用します。変更は、その後に新しく開始したテスト実行にのみ反映されます。
共有テストデータは何件まで保持できますか。
大量のレコードに対応していますが、正確な上限はチームプランに依存します。パフォーマンス観点からは、各データセットを適度な規模(例:1000 行未満)に保つことを推奨します。
Modified at 2026-02-27 07:11:08
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